光の当て方、ライティング

太陽はひとつ

商品撮影の基本は上からの光です。 実際の撮影は図のようになります。被写体(撮る物) の上部にライトをセットします。撮影ボックスの上(天板)のところへ半透明板をおきます。置かない(置けない)場合は買物袋で作ったシートを忘れずにつけましょう。影の出具合を見ながらライト位置を微調整します。 左右に撮影ボックスの反射があるのでそのままでほぼ撮影可能のはずです。 

。 被写体の前のほうが暗い場合、図のように斜めにレフ板を置くと明るくなります。例外はありますが大半の出品物が撮影できるはずです。 念のため、アームライトが動くからといって、商品の正面、上図ではカメラの真上の方向からライトは当てないでください。

人間は、太陽の光で生活しているため、天空からの光とその反射光で物を見ています。そのため、この原則からはずれると、違和感を感じたり美しさを感じません。 お昼ごろの少し雲がある時の光-薄曇の太陽光がライティングの理想的な光です。(5500度ケルビン)写真よりもう少し雲がある状態でしょう。プロのライティング機材はこの光を再現するよう工夫をこらしています。 太陽はひとつしかありません。撮影するときはメインになる光を決めましょう。

上部からの一灯ライトだけでは、うまく商品を表現できない場合に、補助的にライトを追加します。立体感を出したり、レフ板だけでは無理な明るさを補うわけです。 普通、メインライトをやや斜め上から当て、被写体の真横~45度くらいの位置に補助光ライトを置くことが多いと思われます。 部分的に強い輝きが必要なときなどスポットライトのような光=アクセントライトを入れることもあります。さらには光を透過するガラスなどの素材を使い下の方(床面)からライトを当てる手法も商品撮影ではよく使います。 オークション出品写真の場合、写真のようにアームライトと、もう1台ライトがあれば十分でしょう。かなり多彩な写真が撮れます。 

レフ板を活用しよう!

このサイトで作成したレフ板は、白い反射面を持つものです。これ以外に銀レフと呼ばれる、より光の反射率の高いレフがあります。 2灯目のライトの代わりや、意図的にハイライトを入れる場合に大変有効です。台所用のレンジフードで代用できますので1枚は用意しておくと便利です。作成が面倒な方は、アマゾン等で既製品が安価で販売されています。

もう一種、黒いレフというのもあります。シルバーのアクセサリーやステンレス製品などを撮るとき、白いバックやレフで取り囲むと無難な写真が撮れます。しかし立体感のない平板な写真になります。あえて黒レフを入れることにより黒い写りこみや影を作ると、陰影のある写真が撮れます。 また余分な光をカットする時に使うこともあります。覚えておく(用意しておく)と、いざというときに役立つかもしれません。100均で黒い発泡スチロール板を購入すれば簡単に作れます。