ビデオライトを照明に使う3

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ビデオライトを照明に使うで紹介したPT-204より小型で使えそうな新しいタイプのビデオライトを紹介します。VIJIM VL81LEDビデオライトという製品です。実際に購入してテストしてます。

価格は2020年7月で2788円でした。

充電電池内臓なので便利

最大の利点は、充電電池内臓なのでACや電池の心配がいらない点です。このバッテリーは商品説明では3000mAhでフル出力で120分~150分使えると記載されてます。

2点目は演色性がCRI95 +という点です。前の投稿のPT-204がCRI90程度なのでより色がきれいに撮れます。メーターで測ったわけではありませんが、ストロボと撮り比べてみるとCRI95が少し怪しい感じです。しかし極端に色にシビアな撮影で無ければ十分使えると思われます。

欠点は、明るさが全光束で850lmしかありません。PT-204が1440lmの表記なので少し暗いライトです。カメラのシャッター速度が遅くなります。ブレに注意が要ります。

その他の特徴は、USB-Cの短いコードは付属してますが、USBのACアダプターは付いてません。別に用意する必要があります。お使いのスマホの機種によりますが手元にあるもので使えるかも?

取り付け部は、ホットシューか三脚ネジで取り付けるようになってます。角度などは変えられません。場合により小型自由雲台があると便利かもしれません。

発光面が小さいのでディフューザーは必須

VL81直接照射
小型ディフューザー有り

VL81は発光面が実質75mm角です。そのため直接光を当てると影が強くでます。約20cm角のディフューザーを使うと少し影が柔らかくなります。なお2枚の写真はレフ板を使ってます。

このVL81には専用のディフューザーはまだ出ていません。自作したものを装着した状態の写真です。

この自作デフューザーの作り方や使い方は別の投稿でくわしく説明します。

演色性の比較テスト

ほぼ同じ位置(向かって左やや逆光気味)から光源を直接当て、右側にレフ板を置いて撮ってます。光源が変わる度にカスタムホワイトバランスをグレーカードで設定してます。
カタログ表記のCRI95+のVL81とストロボの写真を見比べてもらうと分かるように、少しVL81の実際のCRI値は低いように感じます。別のCRI90表記のLED電球で撮影したカットと比べて推定するとVL81はCRI92とかの演色性でしょう。
CRI90+と考えたらよいと思います。
(1カットだけのテストです。メーターでの測定値、ディフューザーを付けた時の違い等あると思います。あくまで参考としてください。)

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