簡単撮影方法1

3つの撮影小道具を用意しましょう。みんな100均で揃います。(DIY出来ます)

2アイテムだけ100均で購入してください。

まずは背景用の模造紙です。大きさや色付の物があります。最初は白い模造紙でOKです。

もう1点は、発泡スチロールのボードです。A2サイズをがちょうど良いサイズです。ただしA3に近いサイズの物しか売ってない場合があります。(大型店しか在庫・販売が無いようです)このA3の方が品質が良いので2枚買うのがお勧めです。3点の購入になります。

2022年秋現在、ダイソーでは発泡スチロールのボードは、レフ板に向いた物は販売されなくなりました。セリアにはA4サイズの貼れるパネルが販売されています。

各種レフ板の詳しい作り方を、YouTubeにアップしていますのでご覧ください。

 

背景紙(模造紙)を使い画面内をすっきりさせる

100均には、545×788mmと788×1091mmの2サイズが売っています。一般的な小物を撮るなら545×788mmでよいでしょう。撮影するものがやや大きいなら(衣類はこの大きさでも足らないかも)788×1091mmを購入してください。
カラー模造紙も100均で販売されていますが、薄い色の物を使うのが無難です。特殊(指輪など)な物の撮影には黒い背景紙(黒ケント紙や黒フェルト布など)を使うこともあります。

光を柔らかくするディフューザーを用意する

写真1のように大き目のレ乳白レジ袋を入手してください。
写真2~4のようにカットして広いシートにします。店によってはロゴなどマークが入っている場合があります。この部分は避けて無地の部分だけ使います。

このシートを何に使うかというと、撮影するための光を「ふわっと」柔らかく拡散させるために使います。カメラマンはディフューザーと言います。(アロマ・ディフューザーとは別物です)

レフ板(反射板)を作る

発泡スチロールは、A2サイズなら4つに切ってA4サイズ4枚にします。A3なら半分にして同じくA4サイズ4枚を作ります。( きっちりA4サイズでなくともよいが、ゆがみの無い長方形の必要がある)

次に真ん中(片面のみ)をテープで止めてV字の形で自立するようにします。念のため、テープで止める時に間違って両面を止めないようにしてください。V字に出来なくなります。ゆとりがあれば4隅や縁の部分をセロテープで補強しておくと長く使えます。

これはレフ板と言って光を反射させて被写体(撮影する物)の明るさをコントロールします。
模造紙などを折って作ることも出来ます。今回のように白いレフ板以外に、銀レフと言うものがあります。このレフ板にアルミホイルをA4サイズに切って貼り付けたり、銀のガスコンロフードカバーなどで自作可能です。

詳しくは、下記のレフ板の動画をご覧ください。

各種レフ板の詳しい作り方を、YouTubeにアップしていますのでご覧ください。

 

実際の使い方

まず照明器具(アームライト等)にレジ袋のディフューザーをかぶせます。密着させないでかぶせるのがコツです。

なお昔ながらの電球(高いW数の電球)の場合、熱で溶けたり燃えたりする可能性があります。LED(または蛍光灯)のみ使った方がよいと思います。蛍光灯電球は製造中止です。LEDを使いましょう。

壁に模造紙、545×788mmのものを立てかけて付け、L型に広げます。このときカーブの部分をゆるやかに曲げるようにしてださい。これが背景(背景紙)になります。

被写体(写す物)を背景紙の真ん中、壁より少し離して置きます。ディフューザーをかぶせたライトを被写体の上部に持っていきます。正面から照らしたくなるでしょうが、前から当てないほうがきれいです。

作成したレフ板を、置き明るさを調整します。なるべくカメラを固定した状態で撮影します。三脚を使いましょう。三脚が無い場合椅子の背にカメラを押し当てて固定してもかなり止まります。(手ぶれ防止)

照明方法の違い、写り方比較

内蔵ストロボやライトを直接当てた画像と比較してみてください。だいぶ改善されているのがお分りでしょう。頻繁に出品する方は、ライトにディフューザーをつけたり、背景(背景紙)をセットするのに手間がかかると思われるでしょう。そのため1,000円撮影ボックス(NEW)を作ります。

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