光源の演色性を気にしましょう。
オークションに出品する場合、カメラなどの工業製品の色は、黒や白が多く細かい色の違いはさほど問題ではありません。
しかし衣料品や装飾品はある程度、忠実な色の画像データであることが望まれます。
別の投稿でも書いてますが、撮影用の光源は、明るければなんでも良いわけではありません。
色を決める2つの指標
1、フィルムカメラの時代から、光源の色温度という数値が重要視されていました。
基本は薄曇りの自然光、5500K°です。
LED球にせよ蛍光灯にせよ購入する場合は、まずカタログスペックの色温度を気にしましょう。5000K°から5500K°の物を買うようにしましょう。表示が電球色・昼白色・白色なら昼白色が5000K°程度です。
ビデオライトは基本が5500K°程度で3200K°まで変更できるダイヤルが(フィルター式もある)付いている機種もあります。
2、もう一つの指標が演色性です。色がどれだけ綺麗に見えるかの指標です。
演色性の測定や理論は、一冊の書籍になるほど複雑です。
簡単に覚えていただきたいのは、カタログ表示のraとかCRIとかの数値です。
違う基準ですがra≒CRIで差し支えないと思います。
ra(CRI)100が自然光です。ストロボが約97~98、電球型蛍光灯が84~85程度です。問題はLEDです。数値がほぼ表記されていないLED工事用投光器は70以下・室内用LEDバーライト80強 デスクスタンド80~85 古い電球型LED70 LEDビデオライト80~96(表記が無い物は推測)
この数値が低いとグレーカードで色合わせしてもあまりきれいに写りません。
具体的にはra(CRI)90以上であれば問題なく撮影できます。(管理人の主観です。)
もっと詳しく知りたい方は「定常光ランプ(ライト)演色性比較」をごらんください。
CRIが70だと明確に色が変、ビデオライトPT-24Bは色乗りが強めだが一番美味しそうに見えると思います。