三脚の選び方と使い方


ここでは、まずおまけの三脚のお話。
三脚はカメラメーカーやビデオのメーカーが、かなり添付のサービス品として配布しました。一部の通販ではいまでも添付セールが続いています。
親兄弟友人、近しい人を回れば一本くらい入手出来るのではないでしょうか? なお下記は購入の場合にも役立つ情報です。スマートフォンや携帯電話向けの三脚(アダプター)も少し出てきましたので別に解説する予定です。

三脚の機能と選び方

三脚脚の伸縮
脚の伸縮をリングを回して行うリング式と、レバーで行うクイックレバー式の2種類が主流です。一部につまみで緩めたり締めたりする方式があります。小型三脚の場合レバー式が多く販売されてます。力の弱い女性の方でも操作が出来るようにということでしょう。中型〜大型三脚はリング式が多くなります。

三脚の素材

元々アルミなどの軽金属とプラスチックの組み合わせで作られていました。10年ほど前からカーボン製の脚がでて来ました。同一サイズで軽く作れるため各社こぞって製品を出しています。欠点は価格が高いことです。同サイズの軽金属製と比べるとおおむね倍の金額です。持ち運びの機会が多い方は、わずかな重量でも軽い方が楽ですので検討されたらいいと思います。移動の少ない方や車でしか移動しない方はは従来品で十分です。

パイプ径(脚の太さ)
脚の太さをパイプ径としてカタログに記載されています。当然安定性の観点から、太いにこしたことはありません。具体的に言うと20mm以下の4段三脚はお勧めしません。一番下のパイプが細すぎます。25mm以上ならまず大丈夫です。

脚の段数
3段か、4段が一般的な製品です。下記のアンテナ式には8段とか段数の多い物があります。また大型三脚にも5段などの特殊なものがあります。長さが短いのでバックに入れて持ち運びが多いときは4段、普通の使用であれば3段がいいでしょう。

雲台(うんだい)
カメラを取り付け操作する部分です。角度を変えたり縦横を変える操作棒をパン棒といいます。2本パン棒があるタイプと1本だけのものがあります。小型三脚はほとんど1本パン棒です。個人的には2本パン棒のほうが使いやすいと思います。また自由雲台という操作棒の無いものもあります。携帯性、速写性にはすぐれますが商品撮影にはむきません。

耐荷重
三脚が、どれくらいの重さのカメラが付けられるかを表します。軽量一眼レフ+中望遠ズームの組み合わせで1kg程度です。明るいレンズを付けるとすぐ1.5kgになります。よって耐荷重1.5kg以上の三脚を選ぶことをお勧めします。

クイックシュー

小型のプレート状で、カメラに付けておくと、簡単にカメラを雲台に装着できるアダプターをクイックシューといいます。三脚に標準で付いている物が増えてきました。カメラの取り外しが多い方には大変便利です。

伸ばした時の高さに注意

低価格三脚の中には、全部伸ばしても80Cm程度の物があります。出品写真を撮るとき、机の高さは70Cmほどですから10Cmしか高くありません。低めのカメラ位置しか使えないと思ってください。カメラを三脚に取り付けて液晶モニターやファインダーが、目の高さ以上になるものがおすすめです。身長によりますが伸ばして130〜150Cmということです。

エレベーター

脚の真ん中にポールがあり、上下の調整ができる機能です。これもハンドルを回して行うギア式(ラックアンドピニオン)とストッパーのみの手動式があります。エレベーター機能が全く無い物はお勧めではありません。なお出品商品撮影にはギア式が使いやすいと思います。

ローアングル機能

通常より大きく脚を開いて、低い位置で撮影できる機能のことです。当然場所をとります。最低高を出すにはエレベーターポールをはずさないといけない機種もあります。価格の高い三脚には標準装備ですが、出品商品撮影には、あまり必要とされない機能と思います。

三脚の種類

アンテナ型三脚

アンテナ三脚

8段とか10段と言う脚です。足がアンテナのように伸び1mくらいの高さになります。旅行用として根強い人気がありカメラ店には一本は展示してあります。また家庭によくあるタイプですので詳しく説明しておきます。

この方式は、大変小型に収納できるため持ち運びに便利です。重量は300gから400gぐらいです。伸張は60Cm〜90Cmです。
欠点は段数が多いため、上から力を入れると(重量をかける)たわみます。つまり重たいカメラ乗せたり、強くシャッターを切るとゆがむわけです。また風にもあまり強くありません。
写真の状態、足を全く伸ばさないで机の上で使うと、たわみませんので比較的ブレません。
旅行用、セルフタイマーで撮影するための道具と割り切ったほうが無難です。商品撮影には向きません。どうしても使う場合はセルフタイマー、又はリモコンでの使用をお勧めします。

なおこの脚は全段伸ばして使うか、縮めたまま(上の写真のように)使うかが推奨されています。中途半端に引き出すとロックがかからず、転倒などカメラを傷つけるおそれがあります。全部(全段)引き出して脚を少し回転させるという、脚ロックのしかたを理解して使いましょう。

小型三脚
多くのメーカーさんが商品を発売されています。価格も特価品で2000円くらいからあります。定価では8,000円〜20,000円程度です。本体重量が1Kg程度の物がほとんどです。伸ばした高さは最低1.2m以上の物がおすすめです。コンパクトデジカメをお使いの場合、この程度の脚でいろんな撮影に使えます。予算の許す限り、大きくて、がっちりした物をお選びください。

中型三脚
機能性、安定性を考えると、一番お勧めの三脚です。特に一眼レフデジカメをお使いの方は、迷わずこのサイズの脚をお使いください。重量は2Kg前後が多く、伸ばした高さは1.4m以上あり十分です。
機種によりサブの三脚として愛用しているプロカメラマンもいます。
このクラスは 販売競争も激しく、バーゲンでは定価2万円以上のものが売価で1万円を切ることもあります。
なおカーボン脚は、この中型三脚から発売されていますが、販売価格は3万円以上します。軽いので持ち運びの多い方は、購入されるといいでしょう。
管理人のお勧めは、カーボンではありませんが、おそらく1.5万円程度で入手可能な、SLIK エイブル 400DX-LEです。(注、撮影目的、カメラによりお勧め三脚は違います)

SLIK 三脚 エイブル 400 DX-LE N 3段 中型 107973 (アマゾンの価格)

大型三脚
機能性、安定性はもちろん、操作性が高く、プロカメラマンが持っているレベルの脚になります。重量3Kg以上あり、価格も高い物は10万以上します。ネットショップやストアの方でないと、元が取れないかと思います。しかしながら一度購入すると一生使えるというメリットもあり、けっこうアマチュアの方にも売れています。管理人のお勧めは一番上の写真のハスキー3段か4段です。推測ですがプロカメラマンの半数以上が所持していると思います。
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三脚の使い方

足は必ず全開して使いましょう。中途半端だと安定しません。使わないときは必ず、全開にして置くか、横に寝かしておきましょう。立てかけると思わないときに倒れます。

脚は上の段から伸ばすようにしましょう。なるべく太い足を使うということになります。
しまうときは下の方から収納します。特にリング締め付け式は必ず守ったほうが作業が早くすみます。

エレベータークランクを右にして、被写体の方に一本の足を向けるというのが、基本的のセッティングです。左利きの場合クランクを左側にという手もありますが、右側で慣れたほうがいいでしょう。

最初に、エレベーターは、10〜15cmほど上げた状態で、ちょうど良いだろうという高さにします。脚を操作して少しだけ下げるのはけっこう面倒です。なおよほどのことがない限りエレベーターは、少し残して使いましょう。いっぱいに上げると、どうしても不安定になります。

横位置の場合水平に、縦位置の場合垂直に気を配りましょう。後処理(画像処理)するより楽です。水準器が役立ちます。(斜めに撮る表現法もありますが、出品写真は真直ぐの方が無難です。)

シャッターを切る前に、パン棒など締め付け部はもれなく締めましょう。雲台と脚の取り付け部は緩みやすいので注意が必要です(雲台と脚が外れる構造のものが多い)。またエレベータのストッパーも締め忘れが多いので注意がいります。

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